EIAとELISAの違いを分かりやすく比較
EIAとELISAの違いを分かりやすく比較しました。
EIAとELISAは、どちらも抗体と抗原の結合を検出するためのアッセイです。
しかし、両者にはいくつかの違いがあります。
以下の表に、EIAとELISAの主な違いをまとめました。
EIA | ELISA |
---|---|
酵素免疫分析とも呼ばれる | 酵素連結免疫吸着分析とも呼ばれる |
抗原や抗体に酵素を直接結合させる | 抗原や抗体に酵素を間接的に結合させる |
酵素の基質は試料中に存在するか、試料に添加する | 酵素の基質は最後のステップで添加する |
酵素の反応産物は試料中に残るか、試料から分離する | 酵素の反応産物は固相担体上に残る |
反応産物の濃度や色が抗原や抗体の量と相関する | 反応産物の吸光度が抗原や抗体の量と相関する |
比較的簡便で安価な方法である | 比較的高感度で特異的な方法である |
EIA ELISAの測定波長とは何ですか?
EIA(酵素免疫分析)とELISA(酵素連結免疫吸着分析)は、どちらも抗体と抗原の結合を検出するためのアッセイです。 両者の主な違いは、酵素の結合方法と検出方法にあります。
EIA法
抗原や抗体に酵素が直接結合されます。
酵素の基質は試料中に存在するか、試料に添加されます。
酵素が基質と反応すると、反応産物が生成されます。
反応産物の濃度や色が抗原や抗体の量と相関します。
ELISA法
抗原や抗体に酵素が間接的に結合されます。
通常、二次抗体に酵素が結合されます。
酵素の基質は最後のステップで添加されます。
酵素が基質と反応すると、反応産物が固相担体上に残ります。
反応産物の吸光度が抗原や抗体の量と相関します。
EIAは比較的簡便で安価な方法ですが、ELISAは比較的高感度で特異的な方法です。